学校に行きたくない気持ち

現代の学校はどのような環境なのか

学校に行きたくない気持ち 私は過去に中等学校で、テニス部としてクラブ活動に努めていました。部内の順位としては、真ん中くらいで大して上手ではありませんでした。そのクラブの顧問は中学校の理科の先生で、クラブの時には物理をもとにした教育を行っていました。しかし、おそらく先生全員に共通することなのでしょうが、先生がまるで君主のような体制が形成されているのです。

その理由は明らかで、内申制度が主な原因をしめると思います。内申制度はいかに定期テストで点数を取るかが、勝負なはずなのですが今に至ってはそれに加えて先生にどれほど気に入ってもらえるか、も勝負のひとつに入っています。なぜこのような状況があってはならないか分かりますか。一番大きな理由は、公平な評価を得られない可能性があるからです。努力しても、先生の癪に障ることをひとつでもしたら、成績を下げられる可能性が潜んでいるのです。つまり、内申制度には、先生の私情が関わる余地があるのです。この内申制度が生んだ副産物と言えば、体罰です。最近問題に取り上げられるようになって、先生方は体罰を全く行わなくなったかというと実はそうではありません。内申制度があり続ける限り体罰に終わりが来ることは無いでしょう。なぜなら、体罰をされて先生を訴えたら、学校内の体罰をした先生以外の先生が成績を下げてくる可能性が大いに考えられます。可能性の理由としては、今の先生には40~50歳の人が多いのですが、彼らは体罰をしてきた人間です。問題に取り上げられたからといって、体罰自体を否定する先生は少ないでしょう。